嬉野市政治倫理審査会について
(会員制ホテルでの村上大祐嬉野市長の接待問題)

嬉野市初めての政治倫理審査会の結果を受けて

政治倫理審査会は、結局、市民の会の指摘を全く聞き入れないまま、市長側の弁明を鵜呑みにして、政治倫理条例に抵触しないとの意見書を承認して終わりました。お台場の会員制リゾートホテルの最上級客室で業者からもてなしを受けても、政治倫理上おとがめなしという前例を作ってしまいました。「李下に冠を正さず」という鉄則を踏み外しているのに、この結論とは。。。市民感覚からはとても理解できません。審査会は終わりましたが、公務員倫・政治倫理について最終的に審判を下すのは私たち市民です。

嬉野をよくする市民の会

■嬉野市政治倫理条例第9条第5項及び第11条第3項の規定に係る公表

   ・嬉野市政治倫理審査会調査報告書の趣旨(878KB; PDFファイル)
   ・説明会開催請求審査結果報告書(326KB; PDFファイル)

■第1回 嬉野市政治倫理審査会 2019年1月9日
    ・会議録
    ・嬉野市公開資料
    ・嬉野をよくする市民の会提出資料
■第2回 嬉野市政治倫理審査会 2019年1月21日
    ・会議録
    ・嬉野市公開資料①公開資料②
    ・嬉野をよくする市民の会提出資料
■第3回 嬉野市政治倫理審査会 2019年2月1日
    ・会議録
    ・嬉野市公開資料①公開資料②
    ・嬉野をよくする市民の会提出資料
■第4回 嬉野市政治倫理審査会 2019年2月14日
    ・会議録
    ・嬉野市公開資料①公開資料②
    ・嬉野をよくする市民の会提出資料
■第5回 嬉野市政治倫理審査会 2019年2月20日
    ・会議録
    ・嬉野市公開資料
    ・嬉野をよくする市民の会提出資料

嬉野市政治倫理審査会 委員

・山下 義昭 委員  学識経験者 福岡大学法科大学院教授
・吉田 一穂 委員  学識経験者 弁護士
・江口 勝則 委員  学識経験者 (財)佐賀県暴力追放運動推進センター専務理事
・光武 英文 委員  市民    行政OB
・渕野 美喜子 委員 市民    行政OB

村上大祐嬉野市長に対する政治倫理審査会の経緯

7月9日
会員制ホテル「東京ベイコート倶楽部」で村上大祐市長、市職員2人が、うれしの茶をテーマにしたアニメ制作を企画する業者らの招待を受け、酒食のもてなしを受ける。市職員はそのまま宿泊した。

9月中旬~
東京ベイコート倶楽部での会食について、複数筋から村上市長や市に対して問題の指摘。

9月21日
市総務課が関係者の聞き取り調査。

10月1日
匿名の者がFacebookのメッセンジャーで東京ベイコート倶楽部での会食の模様を撮影した写真などを別の市民に送信し、その市民が写真などを自身のFacebookに転載。

※政治倫理審査会にて社会通念上相当と認められた供応接待画像

10月4日
10月1日の投稿に対して、村上市長が自身のFacebookで「市や市職員、および私を根拠もなく中傷する内容の投稿を拡散する動きが見られます」と反応。「アニメクリエイターなど各界の著名な方と会食をした」と認める一方、「市発注業務と過去も今後も一切関係なく、当方としても応分の負担をしています」と問題ないと主張。投稿や拡散をした市民らに対して「名誉毀損行為であり(中略)代理人と相談の上、法的措置をとることも検討したい」との書き込みを行った。

10月9日
東京ベイコート倶楽部での会食写真をFacebookに転載した市民に対して、村上市長が代理人弁護士を通じて、投稿は名誉毀損であり、虚偽の風説を流布して市長の業務を妨害する行為だとして、削除しない場合は法的措置を検討せざるを得ないとの内容証明郵便を送達。

10月18日
10月2日の市議会9月定例会最終本会議で、平成29年度一般歳入歳出決算認定に反対討論をした山口虎太郎議員、山口卓也議員に対し、村上大祐市長名で田中政司議長に宛てた文書(10月11日付)が伝達。「決算特別委員会産業建設分科会において、十分に説明を受ける機会または時聞があったにもかかわらず(中略)分科会の中で説明を求めることを十分しないで、説明不足、不透明さという表現をされたのは、まるで執行部側が説明していないかのような発言であり、看過することはできません。(中略)今回の本会議場での発言(反対討論)は、一方的な意見であり、正常な議会運営を損ない、かつ、この発言のみが、放映され、報道され、そして、当然、会議録としても残るものとなります。両議員におかれましては、議場での発言の重みというものを今一度自覚していただくよう、また、事実を踏まえた慎重な発言を行っていただくよう強く求めるものです。」との内容。最終的に文書は回収された。

10月29日
山口虎太郎議員、山口卓也議員、宮崎一徳議員の3人が、議会基本条例の第6条第3項「議員は、会期中又は閉会中にかかわらず、議長を経由して市長等に対し文書質問を行うことができる。この場合において、市長等に文書により回答を求めるものとする」に基づき、7月9日の東京ベイコート倶楽部での会食について、政治倫理および公務員倫理上問題がないのかを問う質問状を提出。この文書は田中政司議長から市長に渡されることなく、11月8日を期限としていた回答を得ることはできなかった。

11月13日
山口卓也議員、山口虎太郎議員が、7月9日の会食について、政治倫理条例に基づき、政治倫理審査会での調査と市民への説明会を求める署名集めに着手

11月28日
山口卓也議員、山口虎太郎議員が1000人を超える連署を添えて、政治倫理審査会での調査と村上市長に市民への説明会を求める請求書を提出。
  ※翌日29日付の西日本新聞佐賀新聞に取り上げられました。

11月30日
村上市長が定例記者会見で東京の会員制ホテルで行った民間人との会食が、利害関係者からの供応接待に当たるとして、市議らから政治倫理審査会の調査を請求されたことについて「誤解を招くようなところもあった。市民に心配をかけていることは重く受け止めたい」と述べる一方「条例に抵触する行為はなく審査会で説明していく」と改めて問題はないとの認識を示す。

12月1日
村上市長が再びFacebookに投稿。根拠を示すことなく「私的な会食」「私自身が(政治倫理)条例に抵触する行為はなく」と釈明した。また、Facebookに東京ベイコート倶楽部での会食写真を転載した市民に対して内容証明郵便を送っているにもかかわらず、「匿名の文書に対して過剰反応をして詳細に説明をすることは適切ではないと考えていました」と弁明。「職員の行動は別途、内規に照らして検討するべき」と10月1日の投稿とは微妙にニュアンスを変えながら、「私的なことで市民の皆さんにご心配をおかけしていることを率直にお詫び申し上げます」と述べた。

12月4日
署名集めの中核を担った有志が市民グループ「嬉野をよくする市民の会」を結成。「市民オンブズマン連絡会議・佐賀」(佐賀市)と連携し、政治倫理や公務員倫理の監視、税金の適正な支出および透明で公正な公共事業の遂行などを求めて活動を開始。

12月7日
嬉野をよくする市民の会が、政治倫理審査会の委員(5人)が市長の代理人を務める弁護士や市職員OBなど行政寄りのメンバーだとして、条例で定める上限の9人に増員し、市役所と関係のない市民らを委員とするよう求める緊急要請を市民オンブズマン連絡会議・佐賀と共同で提出。

12月14日
嬉野市は市長の代理人弁護士は交代させるものの、このほか政治倫理審査会委員の見直しを行わない旨、嬉野をよくする市民の会に回答
  ※政治倫理審査会の委員見直しについては16日付の西日本新聞と15日付佐賀新聞に取り上げられました。

12月25日
嬉野市選挙管理委員会は有効署名数が規定を超えたことを確認、調査および説明会の請求書を正式に受理

12月28日
嬉野市は政治倫理審査会(第1回)を2019年1月9日午後4時から、塩田公民館で開催すると発表。委員を村上市長の代理人を務める鬼橋正敏弁護士(みどり法律事務所、武雄市)から吉田一穂弁護士(江越法律事務所、佐賀市)に変更

1月9日
第1回政治倫理審査会が開催されました。
  ※10日付の西日本新聞佐賀新聞に取り上げられました。

1月15日
政治倫理審査説明会の開催請求書の補正を認めて説明会を開くように求める請求書を提出しました。
  ※16日付の西日本新聞佐賀新聞に取り上げられました。

1月21日
第2回政治倫理審査会が開催されました。第1回政治倫理審査会で説明会開催が却下されたことについて、斎藤文男・九州大名誉教授に鑑定意見書を依頼したところ、「政倫審の調査対象となり得る議員は調査・説明会とも請求の資格がないとしながらも、市は請求を受理し、署名が法定数を満たすと確認した。請求者が手続き上の瑕疵(かし)を補正し、市民を代表者として請求書を出し直せば足りる。」との事でしたので、調査、説明会とも請求代表者を嬉よくする市民の会代表の宮崎誠一に補正する内容で要求書を提出しました。
  ※22日付の佐賀新聞に取り上げられました。

2月1日
第3回政治倫理審査会が開催されました。
  ※2日付の佐賀新聞に取り上げられました。

2月14日
第4回政治倫理審査会が開催されました。
 ※15日付の西日本新聞佐賀新聞に取り上げられました。

2月20日
第5回政治倫理審査会が開催されました。
 ※21日付の西日本新聞と佐賀新聞記事①記事②に取り上げられました。